シミラン諸島(ダイブクルーズ)とは?|場所・行き方・所要時間・スリン&リチェリューロック解説

シミラン諸島(ダイブクルーズ)とは?

タイ南西部アンダマン海に浮かぶ国立公園の海。カオラック(タプラム港)やプーケットからアクセスし、世界有数のダイビングエリア開園期間:10/15〜5/15。北にはスリン諸島と名所リチェリューロックが広がります。

1. どこにある?位置関係と概要

シミラン諸島(Mu Ko Similan)は、タイ南西部パンガー県の沖合にある11の島々からなる国立公園。本土からおよそ70kmの外洋に位置し、最寄りの玄関口はカオラック(タプラム港)です。南側の拠点としてプーケット、北側にはスリン諸島が続きます。

エリア:パンガー県沖の外洋 玄関口:カオラック(タプラム)
カオラック(タプラム港)⇄シミラン
65〜76km
プーケット空港(HKT)⇄カオラック
70〜82km / 車 65〜90分
プーケットタウン⇄カオラック
95〜96km / 車 85〜100分
特徴
花崗岩の巨岩地形・白砂・クリアウォーター

※ 距離・時間は出航地・海況・船種で変わります。目安としてご覧ください。

島番号の見方

  • 番号は概ね南西→北東(#1→#11)の順。鎖状に連なる島々の位置関係を示します。
  • #4 コ・ミアン(Koh 4)#8 コ・シミラン(Koh 8)上陸可能な主要島(区画・人数・時間帯に制限あり)。#4にはレンジャーステーション等の管理拠点があり、島内宿泊(テント/バンガロー)は廃止され日中上陸のみです。
  • コ・ボンコ・タチャイ上陸不可ですが、いずれも遠距離の主要ダイブエリアとして知られます。

表記メモ:「Ko / Koh(タイ語: เกาะ)」は“”の意。英字表記は KoKoh の揺れがありますが同義です(例:Ko Bon=ボン島Ko Tachai=タチャイ島)。サイト内では「コ・◯◯」の表記で統一しています。

海況と見どころ(ダイバー向け要点)

  • 地形:花崗岩のボルダー、外洋ピナクル、サンディスロープ&リーフ
  • 透明度:15〜40m目安 / 水温:27〜30℃(季節で変動)
  • 流れ:小〜中。外洋ピナクルでは強くなる日もあり、ドリフト前提の運用が一般的
  • 生物:フュージラー&ハナダイの群れ、チョウチョウウオの群集、ロウニンアジやバラクーダの捕食シーン、マンタ(#10/#11周辺)、ジンベエ(まれ)

※ 具体的な「上陸可否」と「代表的なダイブサイト名」は本ページ下のリストをご確認ください。

プーケット・カオラック(タプラム港)からシミラン諸島/スリン諸島・リチェリューロックへの位置関係マップ(概念図)

島番号と上陸・ダイビング可否

※ 国立公園の保全方針により、上陸できる島・時間帯・人数や、ダイビング可能エリアはシーズンごとに更新されます。最新はご予約時にご案内します。

上陸可否(要点)

  • 上陸可:#4 コ・ミアン(Koh Miang)、#8 コ・シミラン(Koh Similan)※区画・人数制限あり
  • 上陸不可(保全):#1〜3、#5、#6、#7、#9、コ・ボン、コ・タチャイ
  • 備考:#1–3は海洋生物とウミガメ保護区。コ・ボンと#11(コ・タチャイ)は上陸不可だがダイビング主要海域です。

主なダイブサイト(代表例)

  • #9 コ・バングー周辺:Christmas Point/North Point(Rocky Point)/Breakfast Bend/Three Trees
  • #7 周辺:East of Eden/West of Eden
  • #5–6 周辺:Anita’s Reef/Hideaway Bay
  • #8 近傍:Elephant Head Rock(Hin Pusar)(#8南西沖の外洋ピナクル)
  • #10 コ・ボン:West Ridge/Koh Bon Pinnacleマンタのクリーニングステーション)
  • #11 コ・タチャイ:Tachai Plateau(ツインピークス)/Tachai Reef

※ 海況・保全の都合で一時閉鎖となるサイトがあります。実施可否は出発前に確定します。

2. 距離と所要時間(プーケット/カオラック→シミラン)

カオラック(タプラム港)からシミラン諸島

  • 距離:おおよそ65〜76km
  • 所要:スピードボート約75〜120分(海況次第)/大型ダイビングボート約360分(約6時間)
  • 日帰り:朝出航→夕方帰着/クルーズ:夕方チェックイン→夜行→翌早朝からダイビング

タプラム港はシミラン行きの主要港。日帰り/クルーズいずれも多くはここを基点に運航されます。

プーケット→カオラック(陸路)

  • 空港(HKT)→カオラック:70〜82km約65〜90分
  • プーケットタウン→カオラック:95〜96km約85〜100分
  • その後、タプラム港→シミラン諸島:高速船で約75〜120分

ホテル送迎つきプランでは、プーケットから車で北上しタプラム港で乗船する流れが一般的です。

3. 北域:スリン諸島とリチェリューロック

シミラン群島のさらに北に広がるのがスリン諸島国立公園。ここにアンダマン海を代表する名所リチェリューロックがあります。スリン諸島の南東へ約18kmの外洋に突き出た孤立ピナクルで、潮通しの良さと地形によりプランクトンから大物回遊魚まで多様な生態が集まります。

  • リチェリューロック:スリンから南東へ約18km、本土からは約45km沖
  • タプラム港→リチェリューロック:スピードボートで片道2時間
  • シミラン国立公園→スリン国立公園間:約100km北上
  • 名称由来:タイ海軍のリシリウ提督にちなむ海図が起源(クストー命名説は誤りとされます)

※ タプラム港からRRまでは片道2時間クルーズでの訪問が基本です。

リチェリューロック(スリン諸島)で出会ったジンベエザメの水中写真
リチェリューロックのジンベエザメ。潮通しの良い外洋ピナクルに回遊する大物との邂逅

4. なぜ“クルーズ”が有利なの?

ポイント1:運航スケジュールの合理性

夕方チェックイン→夜行移動→翌早朝からダイブ。短い滞在でも最大本数と良い時間帯を確保。

ポイント2:移動効率と到達範囲

海上で宿泊しながら島々を渡るため、コ・ボン/コ・タチャイ/リチェリューロックまで無理なくカバー。

ポイント3:ベストな時間帯

夜明け直後・日没前後、潮汐の良いタイミングを狙いやすい。ナイトダイブも可。

ポイント4:楽さと安全面

機材はボート据え置き。積み降ろしや長距離陸送が不要で体力配分に優れる。

ポイント5:海を“連続体験”

連続ダイブで季節回遊の大物からマクロまで観察チャンスが広がる。

5. 国立公園の自然と開園期間

シミラン/スリンはいずれも国立公園例年10/15〜5/15が開園で、雨季は保全のためクローズ。入域上限や上陸・ドローン等の制限があり、自然保全のルールが定められています。

  • おすすめ時期:12〜3月(雨少なく透明度安定)
  • レア遭遇:マンタ/ジンベエ2〜4月に期待度UP傾向
  • 景観:白砂ビーチと海中の花崗岩ボルダー、ソフト/ハードコーラル

※ 入園料・ルールは毎シーズン更新される場合があります。最新はご予約時にご案内します。

ドナルドダックベイ(シミラン#8)の巨岩と白砂ビーチの俯瞰写真
シミラン#8(コ・シミラン)のドナルドダックベイ

6. 予約の進め方と各プラン

スマートに進めるコツ

  • 1)出発地と日程:プーケット or カオラック。2〜4日クルーズが定番。
  • 2)行きたい海域:シミランのみ/+コ・ボン/コ・タチャイ+リチェリューロック
  • 3)船タイプ大型ダイビングボート or 高速船合流(現地母船へ移乗)。
  • 4)乗下船の流れ:夕方チェックイン→夜行移動→翌早朝からダイブ開始が基本。
  • 5)参加条件:外洋含む行程はAOW推奨+ディープ/ドリフト経験が望ましい。
  • 6)本数の目安:日程と海況で調整(例:連日最大3〜4本/最終日は2〜3本)。
  • 7)追加費用:国立公園料・器材レンタル・ナイトロックス・アルコール等(船により異なる)。
  • 8)ガイド手配日本語ガイド可(出発日/船により可否・料金が変動)。
  • 9)送迎と前後泊:プーケット/カオラックのホテル送迎あり。前泊・後泊推奨
  • 10)申込みに必要な情報:パスポート情報・最終潜水日/総本数・Cカード画像・器材サイズ・食物アレルギー。
  • 11)支払い・キャンセル:運航会社規定に準拠(期日・方法は船ごとに案内)。
  • 12)保険・メディカル:旅行保険+ダイビング補償推奨/病歴がある場合は医師同意書が必要なことあり。

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ソンブーン号

シートピア号

マンタクイーン1

マンタクイーン2

マンタクイーン3

当店はガイドと予約手配を行っています(カオラック・プーケット発着)。

7. よくある質問

Q. 日帰りとクルーズ、どちらが良いですか?
日帰りは短期間で気軽、クルーズは遠距離スポット到達・時間帯の自由度・連続ダイブで有利。初めてなら2〜4日間のクルーズが人気です。
Q. 開園期間は?雨季は潜れませんか?
シーズンは毎年10/15〜5/15。雨季は公園クローズでツアーなし。比較的安定しやすいのは12〜3月
Q. リチェリューロックに日帰りで行けますか?
曜日によっては催行がある日もありますが、片道1.5〜2時間のため往復デイトリップは現実的ではありませんクルーズ訪問が基本です。
Q. ノンダイバー同伴は可能?
多くのクルーズで同伴ノンダイバー乗船可。可否・料金は船/日程により変動。国立公園料は同様に必要で、外洋の強い流れ時は船上待機になる場合があります。
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